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2006年、4名の新入社員をお迎えしました |
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平成18年度 入社式 4月3日(月)
伊那市プレシャスヒルズ 「ブリエキヤスレード」にて
期待の言葉 : 原田 学
社会人としての一歩を踏み出されたことを、まずは「おめでとう」とお祝い申し上げます。 また、いつの時も、私が入社にあたりお迎えする時の挨拶は、「NCCにようこそ、いらっしやいました」の言葉です。いわゆる大企業の入社式ならば必ず「入社おめでとう」の言葉から始まるのでしょうが、当社にあっては、入社すること自体が「おめでたい」とも思えません。もっと正直を言えば、最近の「新卒採用は売り手市場」のニュースを聞くたびに、当社に入社予定の皆さんがどんな思いでこの入社に備えているか気になって仕方なかった。今年、就職活動をしていたら、当初の希望企業へ、或いはもっと良い企業に入社がかなったのでは、と後悔の気持ちを抱えているとしたら...。 私はこの思いにどう応えるのか。私は皆さんをはじめ、社員さんに、「良い会社に入ったと感じてもらえる会社作りに全身全霊を尽くす」、このことを約束します。この誓いをもってしか応えることができない。 どのような評価で、「良し悪し」を測るかは人それぞれであることは承知しています。ご家族や友人が「いい会社」と評価する会社に入社でき、そのことに「おめでとう」と言ってはもらえないのが現状なら、いつか振り返った時に「NCCで良かった」と言ってもらえる会社を目指す。その応援を精一杯に行なうことを約束します。
さて、私のこの挨拶が、社会人として最初に交わすビジネス・コミュニケーションとなります。仕事を始めると、業務をさばくのに一所懸命で、本当に大切にして欲しいことが忘れられたままになってしまいます。しかしながら、次のことをこれからの社会人生活に是非とも忘れずにいて欲しい。 会長の挨拶にもありましたが、NCCはナイス・コミュニケーション・カンパニー。それを文字通りの会社にしたい。そのために、まず大切にすることは、「先にコミュニケーションをとる」ことです。コミュニケーションの第一歩は挨拶からですが、挨拶の「ア」は... ア...「明るく」 イ...「いつでも」 サ...「先に」 ツ...「続けて」 と言われます。 私はコミュニケーションの要諦は特に「先に=こちらから」ではないかと思うのです。 多くの場合、私たちは「相手から言って来たら...」と相手からのコミュニケーションを待ち、それがなければ「言ってくれたらよさそうなものだ」と相手のコミュニケーション不足に不満を感じています。でもこのすれ違いは当たり前ですよね。こちらからだって、「忙しそうだから」「知っていると思って」「間違っているかも...」「当たり前のことだから」など、いろんな理由をみつけてコミュニケーションを遠慮することが多いですから。 結論!『待っているだけではコミュニケーション量は絶対に増えない』。 だから、コミュニケーションは「こちらから先に」なんです。言ってもらえることを待って何の言葉ももらえない世界と、気になることを口にし、多くの相手の言葉を得る世界。後者の世界の方が絶対に良い。このことをあらゆる場面で自然にやってのけられたら、その時にはナイス・コミュニケーション・カンパニーな状態と言えますよね。 ことの事実は定かではありませんが、言葉のいくつかを拾ってみて思うことがあります。「出来る」「出納」「出入口」「出会い」英語では「Give&Take」(きっと探せばもっとある)。全てが出る・出すことが先なんですよね。こちらから出してこそ受け取れる、簡単なことですが意味深いこととして、コミュニケーションの要諦は「先に=こちらから」を想起して下さい。 次に「人間関係を広げ・深めることに躊躇しない」です。人づきあいを鬱陶しがることは昨今の特徴とも言えそうですが、自分を表現する、自分が価値あるものとする=守りたいと思うものが、私単体にでなく、家族や仕事やチームメイトやその他様々な関係性の内にあることも確かなのです。私と言う人間の人生を豊かにしてくれるのは紛れもなく、私を取り囲む様々な関係。これを広げ深めることに躊躇しないでと言いたい。 私の例で言えば、先月タイ出張で旧交を温める機会がありました。お互い独身で身勝手、やりたい放題だった頃を懐かしんだのは最初だけ。多くの時間をかけ、友人たるその関係を喜びあったのは、今の私たちが何をかけがえのないものとして情熱を傾けているかを、家族や仕事や会社や、場合によっては国を思うことなど、以前には考えてもみなかった多くの関係性の中に示し、そこに自分の生き様や、自分らしさ、お互いの成長を見出すことによっていたことは確かなのです。 このことを言い換えれば、こうも言えます。私たちの判断や価値の基準は変わる=価値は循環するとも。今、私たちが失敗をしたとか、やり直したいと思う事柄は、5年後、10年後、全く違う意味を持って受け止められると言って間違いありません。今ここに示された評価がどうあれ、ただ前向きに受け止めることが、未来の私に向けて、かけがえのないサインを送ることなのだと心得て下さい。
最後に今日の宿題です。本日、帰宅したら、ご両親様に社会人としての一歩を踏み出すことが出来るまでにお育て戴いたことに感謝の言葉を差し上げて下さい。ある大学教授の研究によれば、私たちがその両親から生を受ける確立は70兆分の1と言う奇跡的な出会い、選りすぐられた誕生なのだそうです。誰よりも皆さんを愛し、大切にお育て戴いたご両親様に心からの感謝を必ず示して下さい。当社が皆様とこうしたご縁を戴けたことも、奇跡の出会いと愛情あるご両親様の教育のお陰です。 また、本式で私がした約束について、『社長が「NCCで良かった」と言ってもらえる会社作りに全身全霊を尽くす』と言っていたとお伝え下さい。
今日から皆さんを会社の一員として迎え、心から歓迎します。 -----------------------------------------------------------
【先輩社員の皆様へ】 4月7日(金)より受入研修に入ります。受入側は先輩社員として、ご自分の新人時代を思い起こしてみて下さい。何も分らずに不安であったはずです。新人さんとは共学び。これを機会に教えられるように仕事をトレースし直すチャンスです。レクチャー関係を分担される皆様にはご苦労をかけますが、心から協力をお願いします。
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