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乾燥方法について | 技術相談室 | NCC株式会社 長野 塗料

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乾燥方法について

部品を洗浄した後は、次の工程がめっきなどのウェットな状態でも良い場合を除き、
必ず乾燥工程が必要になります。部品の材質や形状、処理する量により、それぞれに適した
乾燥方法があります。ここでは代表的な乾燥方法のメリットとデメリットをご紹介します。

【熱風乾燥】
 「メリット」
  最も一般的な乾燥方法で、比較的に安価に導入できる。
 「デメリット」
  液の蒸発ロスが大きいため、溶剤などの場合は消費量が増える傾向がある。

【真空乾燥】
 「メリット」
  微細な穴や隙間に入った液も乾燥することができる。
 「デメリット」
  真空ポンプが高価なため、装置の価格が高くなる。

【蒸気(ベーパー)乾燥】
 「メリット」
  仕上げ洗浄の効果もあり、重なった部品も均一に乾燥できる。
 「デメリット」
  可燃性の液体を使用する場合は、装置を防爆仕様にする必要がある。

【遠心乾燥】
 「メリット」
  沢山の部品を同時に乾燥させることができる。
 「デメリット」
  部品同士が傷つく可能性がある。

この他に、乾燥しやすい液に置換して乾燥させる方法もあります。水洗浄やアルカリ洗浄後の
すすぎ水が付いた部品を乾燥させる場合に、部品の形状材質によっては、シミになったり
乾燥残りが発生してしまう場合があります。このような場合、乾燥しやすい溶剤系や石油系の
液体に表面を置換することで、解決できる場合があります。それぞれの液に対しての相性も
ありますので、実験して組合せを確認することが必要です。

新たに洗浄設備を導入される場合、乾燥方法の違いで処理時間や装置の価格が決まってきますので、
事前に様々な実験をすることをお勧めします。NCCは様々な乾燥機メーカーとの取引があります。
これまでの経験や知見に基づいてそれぞれのお客様にあった乾燥方法の選定のお手伝いを致します。

 

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