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『シンナーを共通化するための注意点』 | 技術相談室 | NCC株式会社 長野 塗料

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『シンナーを共通化するための注意点』

ほとんどの塗料には、その塗料に合った専用シンナーが用意されています。
ご使用になる塗料が限られている場合であれば、専用シンナーもしくはその塗料、塗装環境に
適合したブレンドシンナーを用意すれば間に合います。

しかし、取引先様の指定や部材、仕様によって細かく塗料を使い分けている場合、
塗料の種類が増えると同時に、専用シンナーの手持ちが増えてしまいます。
この時に手を付けられる対応がシンナーの共通化です。

用途に合わせた細分化が進んでいますので、全てに共通する話ではありませんが、
一般的なシンナー共通化に関してはいくつかの注意が必要です。 

工業塗装で使用されているメラミン焼付塗料やアクリル焼付塗料は多くの塗料メーカーのものが
存在しますが、基本的にシンナーの組成には大きな違いがありません。
メインで使用されるメーカー品、もしくはより環境に合わせて調整した専用品に統一する
ことが
可能といえます。

ウレタンシンナーについても同様ですが、アルコールやグリコールといった含水酸基溶剤が
入っていないことが原則です。
硬化剤成分であるイソシアネートとの相性が悪く、硬化不良を起こす原因となるためです。

エポキシシンナーの共通化については、より注意が必要といえます。
経験上、同タイプのエポキシ塗料であっても他社のシンナーでは溶解不足が発生する
場合があります。また、1液タイプのエポキシ塗料については、アルコールが
入っていないと全く溶けないことがあります。
同系統の塗料だからといって安易に共通化をすることせず、慎重に試して頂くことを
お奨めします。

シンナーの共通化は、安易に実施をすると思わぬ不具合を起こす場合もありますが、
使用環境や使用塗料に合わせ最適な共通化が出来れば、大きなコストダウンや、
管理の簡易化に繋がります。

また最近では環境対応の側面から、PRTR対策シンナーへの変更などを目的に
シンナーを統合するケースも出てきています。

シンナーの共通化にご興味のあるお客様は、お気軽にお問合せ下さい。

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