ページトップへ

各種洗浄剤の特徴について | 技術相談室 | NCC株式会社 長野 塗料

メルマガに掲載されたお役立ち情報

記事検索

各種洗浄剤の特徴について

産業洗浄における洗浄剤の種類には大きく分けて、水系、アルコール系、炭化水素系、溶剤系(塩素・フッ素・臭素)などがあります。ここではまずそれぞれの主な特徴を挙げてみます。

水系洗浄剤の特徴

・毒性が低く、人体に対して優しい。
・イオン性の汚れの洗浄性に優れる。
・希釈して使用することができるため、洗浄剤のコストを低く抑えることができる。
・引火性がなく非危険品のため、作業の安全性に優れる。
・引火性がないため、洗浄装置は非防爆型の仕様でよい。
・金属洗浄の場合、さびが発生するリスクがある。
・乾燥性に難がある場合がある。
・排水処理設備が必要になる可能性がある。
・すすぎ工程が多槽必要とする場合、洗浄装置が大きく長くなる可能性がある。

アルコール系洗浄剤の特徴

・隙間浸透性に優れるため、微細な部品の洗浄に適している。
・毒性が低く、人体に対して優しい。
・洗浄剤のコストが高くなる傾向がある。
・吸湿性があるため、錆やシミのリスクがある。
・引火性があり危険物のため、作業上の安全の配慮が必要。
・引火性があるため、洗浄装置は防爆型の仕様が必要になる。

炭化水素系の特徴

・毒性が低く、人体に対して優しい。
・各種の加工油に対する洗浄性に優れる。
・金属に対して錆や腐食などのリスクが低い。
・蒸留再生できるため、ランニングコストを低く抑えることができる。
・洗浄装置をコンパクトに設計することが可能になる。
・樹脂やゴムの種類によっては、溶解や劣化などのリスクがある。
・引火性があり危険物のため、作業上の安全の配慮が必要。
・引火性があるため、洗浄装置は防爆型の仕様が必要になる。

 塩素系(塩素・フッ素・臭素)の特徴

・引火性がなく非危険物のため安全性に優れる。
・各種の加工油に対する洗浄性に優れる。
・乾燥性に優れる。
・蒸留再生できるため、ランニングコストを低く抑えることができる。
・毒性が高いため、作業環境に配慮が必要。
・PRTR法や水質汚濁防止法に該当する場合があるため、環境への負荷が高い。

と、このように各種洗浄剤にはそれぞれメリット・デメリットがあり、洗浄の対象となる汚れを落とす洗浄剤を選定する必要があることは勿論、汚れの溶解性、洗浄後の乾燥性テストも重要です。またお客様の作業環境等によっても選定する洗浄剤は変ります。

 弊社はこれまでの経験や知見に基づき、お客様ごと最適な洗浄剤を各メーカーの各商品の中から選定するお手伝いをさせて戴きます。

 

○ 弊社がオススメする洗浄剤はこちら ⇒ 塗装前拭取り洗浄剤

○ 弊社がオススメする炭化水素洗浄機 ⇒ 『NWM-2320』  『NWM-3420』

 

 

 

 

 

記事一覧|メルマガに掲載されたお役立ち情報