金属塗装の前処理

金属塗装の前処理とは

金属塗装の目的は美観だけではなく、金属を錆から守ることも役割の1つとされています。
たとえば塗装されていない金属は時間の経過とともに表面が変化し、瞬く間に錆が発生しますが、塗装をした製品は外観的にも美しく、錆が発生しにくくなりますので活用の幅が大きく広がります。
しかし、ただ塗装するだけでは期待される塗膜性能は発揮されにくいので、前処理は非常に重要な工程となります。

金属塗装の前処理には大きく分けて機械的方法と化学的方法があります。
機械的方法とはサンドブラスト、ワイヤーブラシ、蒸気脱脂などで表面の錆や油を取り除く方法です。
対して化学的方法とは綺麗にした金属の表面に皮膜を覆い、塗膜を剥がれにくくさせたり、万が一キズが付いて塗膜が剥がれた場合でも錆が広がらないようにします。

今回は化学的方法で用いられるリン酸塩皮膜について簡単にご説明します。
リン酸塩被膜はリン酸亜鉛系、リン酸鉄系、リン酸マンガン系と3種類に分類されます。
それぞれ長所、短所がありますので、現場にあった皮膜剤を選定する必要があります。
また処理方法も様々で、刷毛・浸漬・スプレー等があり、設備金額、ワークの形状、処理量、錆や油の状態などで処理方法を選定する必要がありますので、設備導入でお困りの際にはご相談ください。

最近の導入事例として、低温のリン酸亜鉛皮膜剤に置き換えるユーザー様が多く見受けられます。
メリットは光熱費の低減だけではなくスラッジ量も1/3程に低減します。表面調整を入れることで緻密な亜鉛の結晶を形成しますので耐食性や密着性も向上します。

ご興味がある方は是非弊社にお問い合わせください。

 

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