PRTR対応(非含有)シンナーについて

PRTRとは、様々な化学物質がどんな発生源から発生し、どれだけの量が環境中へ排出、もしくは廃棄物として移動するのか、データを把握し一般に公表する仕組みです。2016年3月現在、計462物質が指定されています。

この中で、シンナーに含まれる可能性がある物質はトルエン、キシレン、n‐ヘキサン、スチレンなど、特殊な溶剤も含めると10種類以上が該当しています。PRTRでは年に1回、国に排出量を届け出する義務が生じますが、これを回避するためにPRTR対応シンナーがあります。

内容としてはPRTRに該当しない、メチルシクロヘキサン、酢酸エチル、PGMAC、NPACなどの溶剤を用いシンナーを構成します。ここで注意しなければならないのは、塗料の溶解性だけであれば溶剤の組合せ次第で容易に対応できますが、乾燥速度や蒸留曲線を、元になったシンナーに合わせる必要がある点です。塗装面の仕上がりに大きな影響を与える要素のため、注意して確認することをお奨めします。

また、PRTR非該当であっても有機則には該当する場合もありますので、双方とも非該当にしたい場合はさらに注意が必要です。

シンナーについては、構成している溶剤の種類を変更することでPRTRや有機則など、規制や法律に対応できるだけでなく、乾燥速度や塗装面の肌の状態など品質の改善に大きく寄与できる可能性があります。

弊社では、お客様のニーズに合わせたシンナーのご提案をさせて頂きます。是非ご相談下さい。

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