その「クリーンウエア」で大丈夫?クリーンウエアの豆知識


いつも使っている「クリーンウエア」ですが、
素材やデザインには多くの種類があることをご存知ですか?

ワンピースやツーピース、フードが一体になっているものなど、さまざまあるんです。
そこで、クリーンウエアを選ぶために知っておくと、とても役立つ豆知識をご紹介します。


そもそも、クリーンウエアをなぜ着なければならないのか。
それは・・・「人からの発塵を防ぐこと」です。

実は「人間から出るチリやゴミ」は、驚くほど多いんです。

人からの発塵ベスト3!
  • 着衣から出てくる繊維ゴミ
  • 人体から離脱する角質
  • 体毛

「国立研究開発法人 日本医療研究開発機構ニュースリリース」によると、
人の皮膚の細胞は1時間当たり2億個、1日にはおよそ50億個が皮膚から剥がれ、垢となって失われます。
さらに毛髪は、1日平均50~100本が抜け落ちるといわれています。

50億個の細胞と言われても、目に見えないのでピンときませんが、
髪の毛が1日100本抜けていることは結構ショック・・・でした。

そこで、食品や製薬業界などでは、毛髪対策や皮膚が剥がれ落ちる
”たんぱく質系の異物対策”が進んでいます。

 

クリーンウエアの選定で重要なことって?

クリーンウエアもフィルターの1種です。
小さなゴミ・異物を通さないフィルターだと空気も通りにくくなりますね。
風通しが悪いと熱も逃げずらい。クリーンウエアでも同じ現象がおきます。

不良解析でタンパク質系のゴミ・異物が見つかった。
その時、人からの発塵だ!クリーンウエアのレベルを上げろ!

などと対策したところ、不良もそれほど減らず、作業効率が悪化した・・・
なんて経験はありませんか?

クリーンクラスに応じてクリーンウエアは開発されています。

クリーンクラスが良いものは、小さなゴミ・異物も通さない代わりに熱がこもりやすい。
クリーンクラスが悪くなるほど、小さなゴミ・異物は抜けやすいが熱はこもらない。

となります。

小さなゴミ・異物をクリーンウエアだけで防ごうとすると、
熱がこもって作業者への負担が大きくなり、作業効率の低下やミスが発生したりします。

発生源は人だとしても、ゴミ・異物を製品に付着させない方法はあります。
工程のクリーン化は、総合的な対策がとても重要です。
クリーンウエアは、クリーンルームの環境と作業性を理解して選びましょう。

クリーン化技術|ゴミ異物対策

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