臭素系溶剤の法改正について

平成29年3月1日に労働安全衛生法施行令が改正されました。

塩素系溶剤の代替洗浄剤として、金属脱脂用などの目的で使用されている臭素系溶剤(1-プロモプロパン)が
主なものとなりますが、他26物質と共にラベル表示・SDS交付・リスクアセスメントの対象に追加されました。
背景には米国労働衛生専門家会議(ACGIH)が許容濃度(日本産業衛生学会2012年度提案の勧告数値許容濃度0.5ppm)を勧告するなど、国際的に一定の有害性の評価が確立された物質を中心に、38の化学物質について
令別表第9への追加の必要性が検討されたことによります。
これにより臭素系洗浄剤については今まで以上に適切な管理・使用方法が求められることになります。

詳しくは厚生労働省のホームページ、下記をご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000109948.html

(別添3 政省令案の概要)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000126934.html

(参考資料等)

また、厚生労働省では労働者に重い健康障害を及ぼす恐れのある化学物質について、リスク評価と
必要な規制を実施しています。
リスク評価を行うにあたり、事業場において労働者が有害物にさらされる(ばく露)状況を把握するため、
法令に基づいて「有害物ばく露作業報告制度」を設けていますが、臭素系溶剤(1-ブロモプロパン)は
過去においては平成28年報告版で報告対象物質に指定されています。

このように臭素系(1-ブロモプロパン)を取り巻く環境は年々厳しくなってきており、今後は
作業環境基準などで更なる規制の強化が予想されます。

NCCでは臭素系代替洗浄剤や洗浄システムを各種取り扱っております。洗浄対象物や
洗浄条件によっては、既存の洗浄剤をそのまま使用できる代替洗浄剤もあります。

この機会に臭素系洗浄剤の代替品をご検討されたいというお客様がいらっしゃいましたら、
ぜひ弊社にお問い合わせください。

 

 

トピックス|業界に関する法規制

ページトップへ