塗装治具の『マスキング』とは?

マスキングとは塗装をする際に穴やネジ部に差し込んだり、ボルトやパイプなどにかぶせたりして非塗装部を保護し、設計通りの塗装を行うためのパーツです。

マスキングプラグ、マスキングキャップ、マスキングテープ・シールなどの様々な種類があり、材質も様々です。

  • マスキングプラグ・キャップ → シリコンやEPDM(エチレンプロピレンゴム)
  • マスキングテープ・シール → ポリエステルやクレープ紙等のフィルムに、シリコン系糊やゴム糊が使用されています。

被塗物、塗装されるパーツにどのような条件で塗装を施すかによって、適したマスキングを選ぶ必要があります。

 

特徴

弊社がお勧めする塗装用マスキング治具は、多種多様な形状とサイズがあります。

ニーズに合ったマスキングパーツを使うことで、非塗装部にテープを巻き付けたり、ボルトやビスをはめてふさいだり、塗装後に再タップ加工を行ったり等のマスキング作業の手間を効率化できます。

 

選定ポイント

マスキングを選ぶときには、スピーディーにマスキングできるか、設計通りの塗装結果が得られるか、どの程度の耐熱温度が必要かといったポイントをチェックしましょう。

例えば密閉型のネジ穴をマスキングする場合、形状によっては焼付処理等を行います。

その際、空気の膨張によって内圧がかかりマスキングが脱落することがあるので、空気を排出できるスリット(排気口)付のマスキングプラグを使う等の対策が必要です。

マスキングのサンプル品で試し塗装が可能ですので、マスキングの耐熱が十分かだけでなく、加熱時にプラグ抜けが起こらないかどうか、バリが起こらないかどうかも確認可能です。

 

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