コスト、環境…現代ニーズに対応する
塗膜づくりをコーディネート

…塗装の現場で課せられるさまざまな要求
生産性の向上
コストの更なる削減
環境負荷の低減

 

…塗装の現場で起こるさまざまな問題
適切な塗料の組み合わせが分からない
仕上がりがきれいにいかない
塗装中発生した問題に迅速に対応してくれるプロがいない

 

そんな現場のニーズに対してNCCは、塗料と設備機器の最適な組み合わせ、適切な作業環境をご提案することで良い塗膜づくりを支援します。

昭和33年創業の歴史、1年の新規案件500件という豊富な実績、県内5つの拠点を生かしたフットワーク。これらの裏付けられによって、NCCは強力なサポート力を発揮します。

 

最適な塗装仕様とは?
 豊富な製品から選ぼう
 5拠点で迅速対応
 調色もお任せ
 塗装品質を上げるには?
 

 

最適な塗装仕様をコーディネートします

求められる性能と使用環境を見極め、最善の塗料・塗装方法をご提案

最適な塗膜は、塗料や設備機器を用意しただけでつくれるわけではありません。用途に応じた塗料や設備機器の選択に加え、塗装を行う工場の環境や作業工程をコントロールして、はじめて"半製品"の塗料を"完成品"の塗膜に仕上げることができます。

ところが塗装業界では、塗料や設備機器など個々の分野で深い専門知識を備えたプロフェッショナルはいますが、塗膜を完成させるまでの工程を総合的に管理できる人材は多くないのが現実です。どの塗料をどのように塗装すれば最前の塗膜を得られるのか、現場でお悩みの方は少なくないでしょう。

 

その点NCCは昭和33年の設立以来、塗料・設備機器のメーカーと塗装の現場をつなぐ機能を担いながら、塗料・設備機器・塗装環境のすべてに対する知識と、塗装工程を調整する力を育んできました。現在手がける案件は、新規で年間およそ500件、工業製品としては2~3年で2000件近く。その豊富な実績を基に、塗膜づくりのコーディネーターとして皆様の塗装仕様のコーディネートをお手伝いしています。

塗料には、塗装物の保護、美観の付与、防カビや結露防止といった機能の付加という3つの目的があります。生産計画では、要求される性能を基に「適切な塗料」「下塗り・中塗りを含めた塗りの仕様と工程」「使用する設備機器」「形状や大きさ、経済性を考慮した塗装方法」「塗料に最適な乾燥方法」を導き出します。適切な生産計画は、生産性の向上、低コスト化、環境負荷の軽減をもたらし、会社の競争力を高めます。
適切な塗装仕様の検討

 

豊富な製品から選ぼう

塗料も設備も、多様な仕入れ先に対応

お客様のニーズに沿った生産計画を行うためには、幅広い種類の塗料の中から最善の製品を選べることが重要です。設備機器から用意する場合は、設備機器の種類も同様です。利用できる塗料や設備機器の選択肢は多ければ多いほど、より適切な組み合わせを導き出すことができるからです。

NCCは商社という特性を生かし、特定のメーカーの塗料や設備機器に限定せず、多くの取引先メーカーの製品を扱っています。もちろん、お客様がお持ちの設備を使うことを前提としながら、求められる性能の塗膜を実現する最善の塗料選びを行うことも可能です。

<多数の取引先>

工業用塗料


約45社

溶剤/
工業用薬品


約40社

接着剤、
シリコーン


約18社

設備/機械/
器機


約30社

研磨剤


約6社

塗装関連資材/副資材


約12社

取扱メーカーの一覧はこちら

 

 

迅速な対応

国内の5拠点でに加え、海外拠点も整備。現場の困り事を素早く解決

NCCは長野県の伊那、長野、上田、松本、諏訪に5つの支店を構え、日々発生する塗装現場のニーズに素早く対応してきました。そのネットワークは、香港・中国(深州/上海)にも拡張され、地域商社の域を超えた活動が今日も展開されています。

国内各支店に危険品倉庫を備えているほか、自社配送ルート便を完備しています。伊那・長野・上田の3支店に調色ラボ、松本支店にコーティングラボ、諏訪支店にクリーン化技術ラボ、グループ会社㈱オーセンアライアンス内に洗浄ラボをそれぞれ設置。産業廃棄物の一時保管所も全ての支店に用意しています。現場により近い場所で素早く、塗装にまつわる多様なニーズやご相談に対処する体制を整えているのです。

事業所案内はこちら
国内の5拠点でに加え、海外拠点も整備

 

調色ラボラトリ

■調色ラボラトリ
塗装色を店頭でスピード調色。調色可能な品種では他社を圧倒します。開発品の色出しなど、サンプル色のスピード生産にも対応します。

 

洗浄&コーティングラボ

■洗浄&コーティングラボ
塗装品質を左右する前工程である洗浄工程や最適な塗装仕様設計に威力を発揮しています。

 

クリーン化技術サービスラボラトリ

■クリーン化技術ラボ
歩留まりを左右する生産環境マネジメント徹底改善。コストダウンの「技あり」サポートはお客様に大好評です。

 

塗装の現場環境は、刻々と変わります。光沢塗装を同じように作業しても、気流や湿度・温度が変わると、午前はきれいに仕上がっていたものが急に表面がざらついてしまうといった状況は珍しくありません。そんな場合に大切なのは、現場から緊急のご相談の電話を受けた私たちNCCのスタッフがすぐ現地に駆けつけて適切な対処法をお伝えすること。工程1つとっても多様な条件が重なり合っています。普段からひんぱんに現場へ足を運び、お客様の作業環境や設備機器、塗装方法を熟知していないと、それぞれの状況にふさわしいアドバイスを即座にすることはできません。県内5カ所の拠点を持つからこそ、迅速できめ細やかな対応が可能なのです。

また日頃のお付き合いを通して、塗装に関するさまざまな情報もご提供しています。メーカー・製品の情報や最新技術動向をお伝えするセミナーなども実施し、実務情報の発信を通してお客様の日常業務をサポートしています。

業界の最新情報などを発信中!

 

<VOICEお客様の声>

塗装会社 K社様

詳しい情報提供が参考に

震災直後の材料不足の状況に関する業界動向や、NCCが開催した社内セミナーで聞いた詳しいメーカー説明など、今まで取引をしていた販売店にはないプラスアルファの情報提供を受けられた。とても参考になり、勉強させてもらった。

 

お任せください、調色ラボ

メーカーから信頼される技術力で、調色から受託生産まで

NCCは、伊那・長野・上田の3支店に調色ラボラトリーを設置し、各社から調色作業を受託しています。高品質な塗料や環境対応の塗料といった多彩なご要望にもお応えできます。

調色スタッフ取得資格

調色技能士/危険物乙4種/劇物毒物取扱者/有機溶剤作業主任者

厚生労働大臣認定塗料調色技能技師の店

調色スタッフ取得資格

 

調色作業ワークフロー

 

<調色可能塗料>

メラミン樹脂(焼付型)塗料

品名

日本ペイント オルガネオ

特徴

一般汎用向け

用途

電化製品・日用品・スチール家具など

対応ラボ

伊那

品名

ナトコ ハイメリット

特徴

環境対応タイプ、TX・鉛フリー

用途

電化製品・日用品・スチール家具など

対応ラボ

伊那・長野・上田

アクリル樹脂(焼付型)塗料

品名

ナトコ アクリスト

特徴

低温焼付、淡彩のみ、TX・鉛フリー

用途

鋼製建材、外装材など

対応ラボ

長野・上田(淡彩のみ)

 

合成樹脂調合ペイント

品名

日本ペイント Hi-CR DXエコ

特徴

常温乾燥 F☆☆☆☆ 弱溶剤タイプ

用途

建築用で建物の鉄部、木部の塗装

対応ラボ

伊那

 

フタル酸樹脂塗料

品名

川上塗料 ネオベスト

特徴

常温乾燥 付着性良好 弱溶剤タイプ

用途

建機・機械・橋梁用、建物の鉄部

対応ラボ

伊那

 

フタル酸アクリル変性塗料

 

品名

ナトコ スピージット

特徴

常温速乾

用途

建機・機械・橋梁用、建物の鉄部、速乾性有り

対応ラボ

上田

 

ラッカー、アクリル樹脂塗料

品名

日本ペイントラッカー・アクリルラッカー

特徴

常温速乾

用途

機械器具、自動車補修用

対応ラボ

伊那

 

ウレタン樹脂塗料(2液型)

品名

日本ペイント KB

特徴

常温2液型 10:1

用途

工作機器等

対応ラボ

伊那

品名

日本ペイント NAXスペリオ R

特徴

常温2液型 10:1

用途

自動車補修・工作機器等

対応ラボ

伊那

品名

大日本塗料 スイフト

特徴

常温2液型 10:1

用途

自動車補修・工作機器等

対応ラボ

上田

品名

大日本塗料 Vトップ モナーク

特徴

常温2液型 4:1

用途

自動車補修・工作機器等

対応ラボ

上田

アクリルウレタン樹脂塗料

品名

日本ペイント アドミラ

特徴

常温1液(2コート専用)

用途

自動車補修専用塗料(クリヤー上塗必須)

対応ラボ

伊那

 

水溶性建築塗料

品名

日本ペイント エコフラット70

特徴

常温・水性

用途

建築物の内装、外装塗料

対応ラボ

伊那

 

フッ素樹脂塗料

品名

川上塗料 フロンコート500

特徴

常温2液型

用途

高耐久・高耐候性、高級外装用

対応ラボ

伊那

品名

川上塗料 フロンコート3500

特徴

焼付型1液

用途

高耐久・高耐候性、高級外装用

対応ラボ

伊那

 

メーカー保証製品の納入も

豊富な経験をもつスタッフと先進機器を擁したラボは、日本ペイント株式会社や川上塗料株式会社から調色工場の指定を受けているなど技術面でも折り紙付き。大手事務機器メーカーのパンチなど、当社の調色ラボを利用し、色決定して製品化された事例も少なくありません。社内では「NCC社内調色教育プログラム」や「調色業検定」を随時実施して、経験豊かなスタッフからの技術の継承と、調色技術の標準化に取り組んでいます。

こうした調色技術と設備を生かし、塗料の受託生産も行っています。お客様の社内で少量生産していたペーストを増産する必要が生じたケース、自社開発した特殊塗料の量産化に踏み切ったケースなど、お客様の社内では対応できないとき当社が責任をもって生産します。メーカー指定の製造方法で生産し、メーカー保証製品として納入している事例もあります。

調色から塗料の受託生産まで、規模の多少は問いません。いつでもご相談ください。

メーカー保証製品の納入も

お問い合わせフォームはこちら

 

塗装品質を上げるには?

現場の「見える化」で、価格競争に負けない環境づくり

不良率を下げて歩留まりを向上させたい。設備機器の故障を減らしてメンテナンス費を下げたい。塗装品質を安定させたい…。環境負荷など品質に対する基準が厳しくなる一方で、価格削減の要請が高まっています。いま塗装の現場では、安定した生産環境を整え、コスト競争に負けない体質を生み出すことが強く求められています。

NCCはこうしたお客様に対し、不良品を生む原因を探り出して解決策をご提案するコンサルティングサービスを行っています。そのキーワードは、不良を生み出す要因の「見える化」です。

塗膜をつくる過程では、使用する機械設備、気温・湿度・気流やゴミ・異物などの作業環境、塗装方法、塗料・シンナー・添加剤の配合など多様な要素が影響を及ぼします。

たとえば塗装の不良には、塗装面に針穴のような突起や穴が生じる「ピンホール・わき」、塗膜に押しのけられたような魚の目状のへこみが生じる「ハジキ」、塗装直後や乾燥中に塗膜が流れる「ダレ・流れ」、塗膜の表面に凹凸ができる「ゆず肌」などがあります。これらについて「環境」「設備」「塗装」「塗料」の項目ごとに、原因と思われる要素を抽出していく。それが解決策を見いだす近道です。

 

不良の原因分析と対策例

 

ゴミ・異物対策で不良率を下げる

なかでも塗装の不良が多発する主な要因としては、作業環境におけるゴミ・異物の存在が挙げられます。もっとも現場の作業担当者だけでは、どこからゴミが発生するか特定できないことも少なくありません。そこでNCCでは、見える化機器を使って微細なゴミの浮流状態を可視化し、作業場内の気流測定などを実施し原因対策へのアドバイスを行っています。
NCCはさらに「塗装コンサルティング最前線」ブログでおなじみの平田技術士事務所・平田政司先生と組み、改善コンサルティングを行っています。個々の作業現場を実際に確認しながら進める改善提案はご好評をいただき、長野内外の多くの各府県のお客様にもサービスをご提供しています。

もっと詳しく知りたい方は「クリーン化技術」へ

NCCはトータルにコーディネート

<VOICEお客様の声>

塗装工場 N社様

不良率の減少で社員の意識改革も

これまで苦労して不良改善に努めてきたが、工場全体の気流の重要性を理解しないまま局所的に対処しても"もぐら叩き"になるだけで効果は乏しかった。コンサルティングで不良率の変化を日々観察するようになり、不良の原因を究明できた。不良率が減少すると、『会社にどれだけ利益貢献できるか』という社員の意識改革にもつながる。外部コンサルタントからの指摘は非常に新鮮で、社員の刺激になった。

NCCは、ほかの塗料販売店と違って塗装のトータルアドバイザーとしていろいろな相談に載ってもらえるのがありがたい。

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