海外ビジネス

海外マーケティンググループと香港・中国の現地法人を拠点に、塗装・精密洗浄・クリーン化技術で現場のニーズに応えます。

 

サービス内容

法規制や納期管理。現地調達など、日本企業現地法人が抱える悩みに対応

2012年春、NCCは中国・深センに現地法人を設立し、中国をはじめとする東アジア・東南アジアでのビジネスを強化します。日本からの危険品輸出の機能はそのままに、現地製品の探索とスクリーニング力によって現地調達力を発揮。現地に進出する日本企業に対し、製造現場のニーズに合致した塗装・精密洗浄・クリーン化の製品と技術サービスをご提供します。

現地の法規制への対応、工場へ搬入する商材の納期管理、在庫管理、運送の調整、そして最大の課題、コスト。海外の日本企業は、塗装や洗浄の工程でいくつもの悩みや不安を抱えながら製造に取り組んでいます。NCCは現場の皆様に代わって、これらのリスクや不安に対応します。

NCCは2002年に海外マーケティンググループを、2004年に香港現地法人を立ち上げて、中国をはじめとする顧客の海外進出に対応し、現地でのビジネスを着実に広げてきました。豊富な実績と経験を基に、商材の納入を適切に管理し、現場状況に即した技術サポートを実施。現地の工場が安定して品質の高い製品を生み出せる環境づくりを支援します。

中国華南表面処理展示会 出展

▲中国華南表面処理展示会 出展

 

中国広州現地メーカーとの打合せの様子

▲中国広州現地メーカーとの打合せの様子

 

中国上海コートショー 出展

▲中国上海コートショー 出展

 

中国への危険品輸入サービス

塗料商社の強みを活かした「NCCの塗料輸出」サービス

 

メリット

危険物の輸出入、製品のクリーニングなど、リスク排除のサポートをします

NCC海外マーケティンググループ、NCC現地法人を活用いただく利点はどこにあるのでしょうか

1 危険物や化学薬品の輸出入を安心してお任せいただけます

中国では危険物などに対する規制強化が進み、通関時のトラブルも少なくありません。その点、 NCCは香港、上海の拠点を通じて得た経験と情報収集力を武器に、自在に輸出入を行うノウハウ を蓄えてきました。徹底したリスク管理の下、確実に製品を納入します。

 

2 塗装や洗浄における「工程の最適化」を実現します

塗装でも洗浄でも、不良率を低く抑えて良質な製品をつくっていくためには、現場のニーズに合わせた「塗料・洗浄剤」と「設備機器」の最適解を選び出す必要があります。さらに、ゴミ・異物を減らす作業環境の「クリーン化」の推進も欠かせません。NCCは昭和33年の創業以来、モノと人のネットワークを構築する商社の特性を生かし、塗料、設備機器、作業環境に対する総合的な技術支援を行ってきました。NCC現地法人は、海外のお客様にも日本国内と同様のサービスをご提供します。

 

3 低価格の安定した調達を実現します

2004年の香港現地法人設立時、NCCは日本国内の商材を効率的に現地工場へ納入する仕組みを構築しました。国内メーカーの商材をNCCが集中集荷・輸出管理し、海外の現地工場へ個別に配送する…。この仕組みはフレキシブルな納品とコストダウンを実現し、お客様から高い評価をいただきました。

現在は中国での現地調達に主軸を移し、さらなる効率化を図っています。もちろん現地調達に際しては、日本国内の商材と同様の品質や納期の管理が求められます。多数ある現地の塗料・洗浄剤の商品群から、信頼できるメーカーの製品を厳選。お客様が求める品質や製造環境を把握し、コストパフォーマンスを考慮したうえで現場ごとの最適解を導き出す…。NCCは、日本国内で育んできたスクリーニング力を海外での資材調達でも発揮しています。

 

もし、思い当たるポイントが一つでもあるなら海外の資材調達改革のチャンス!
  • 経営管理が日本人スタッフの仕事なのに、資材の技術資料や輸入書類の手配、資材調達の納期確保に追われている。
  • 至急の手配を航空便で飛ばすなどのイレギュラーがあり、実は資材調達コストが曖昧。
  • 資材毎に納品のリードタイムが違うので、「えいやっ!」でまとめて発注なんてこともある。
  • 自社バンニングのために大目の発注が裏目にでて、実は死蔵化している資材がある。
  • 価格交渉の際、製品毎、ベンダー毎の交渉は時間がかかるばかりで実際の効果が薄い。
  • 資材選定の際、インターネットの情報や資材メーカーの単独提案では決め難い。目的にそった「これが最適!」な資材を選択提案して欲しいと思っている。
  • 危険物や化学品は製品毎に添付書類が違って輸入業務が標準化しにくい。また、化学品を取り巻く輸入関連法も変化が激しく困っている。
  • 現地スタッフに資材調達は任せているが、在庫管理上もコスト上も最適な状態かは実はわからない。日本人スタッフとして口を出すことも、リスクなような気もする。
  • 資材単価が自社工場納めの条件なら価格検討や製造原価把握が精緻に出来るのだが、それができていない。

 

将来展開

流通の整備と現地ネットワークの強化で、資材の現地調達化を推進。東アジアの資材流通に真の最適を実現します

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中国国内の流通を整備して現地調達・現地納品の道筋を強化します。最終納入先以外の倉庫などに対する横持ち輸送をできるだけ省略し、流通経路をシンプルにすることでコストパフォーマンスの向上を目指します。


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中国の製造工場での生産管理を強化し、高い品質の商材を安定的に提供できる体制を整えます。すでに一部の商材は当社のスクリーニング力と品質管理工程を経てNCCブランドとして供給され、日本への輸入も実現しています。


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タイやインドネシア、フィリピンなどへの対応は、現在はアライアンスを組んだ現地商社やメーカーにサービスを委託、或は必要に応じての出張対応となっていますが、今後はアライアンス内容の深化により、常駐によるNCC式サービスの提供を進めていきます。


 

このように、商材やサービスご提供でのさらなるコストパフォーマンス向上を目指して、NCCはより幅広く強力なネットワークづくりに注力していきます。

NCC中国法人の公式サイトはこちら 深圳恩希希贸易有限公司

 

将来展開 将来展開

 

 

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