洗浄分野
【洗浄機の更新をご検討中の方へ】多槽式洗浄システム「ACSys」導入事例
精密プレス部品の製造業 Y社様
社内を納得させた決め手は「故障しても止まらない」?!
近年求められる洗浄品質は高まり、その内容も厳しくなってきている中、自動車などの精密プレス部品製造を手掛け、「不良率0.03%以内」と高い目標を掲げているY社様は炭化水素系洗浄剤を活用した多槽式洗浄機で洗浄を行っていました。
しかし、経年劣化により故障も多く、稼働を停止するトラブルが発生することから、洗浄機の更新をお考えでした。
そこで新たにリリースした低コンタミ炭化水素洗浄機「ACSys」の多槽式を以前よりご紹介していたことからご興味を持っていただき、お声かけ下さいました。
≪ お悩み ≫
更新に伴い、同じ仕様の洗浄機を増やすか、より高い品質を確保するために新技術を取り入れた洗浄機を導入するほうが良いか、Y社様内で様々な意見がでており、選定にお悩みでした。
また、現行品の洗浄能力に不足はないものの、販売元が遠く、トラブルの際に復帰まで時間が掛かるため生産性が低下してしまうことから、Y社様が思う迅速な対応が難しい点についてもお悩みでした。
≪ ご提案と見込める効果 ≫
NCCでは、現行品と同じ仕様の洗浄機をご提案可能であり、Y社様との距離が近くなる分「迅速な対応」への課題解決にはなりますが、生産量が多いY社様の洗浄環境改善のためには、「故障により生産が止まる」という根本的な課題解決ができる多槽式洗浄システム「ACSys」の導入が最適であると判断し、詳しく説明しご提案致しました。
「ACSys」は洗浄槽内に異物を滞留させず、常に汚染されていない洗浄液を使用し、コンタミの再付着を防ぐ「新洗浄方式」が大きな特徴ですが、新たにリリースした多槽式ACSysは各槽が独立して粗洗浄~乾燥までを行う構造により「止まらない」生産システムを可能とします。
従来の多槽式ではどこかの槽で不具合が発生した場合、装置そのものを停止する必要がありますが、各槽独立型のACSysは1槽に不具合が生じても、残りの槽は正常稼働しているため、仮に3槽式であれば66%の生産量が維持できます。その結果、高い洗浄品質はもちろんですが、生産性の低下も最小限に抑える事が可能となります。
≪ Y社ご担当者様のお声 ≫
「“故障しても生産を止めない”という大きなメリットが社内の意見を一致させ、ACSys導入の決め手となりました。各槽が独立して一連の洗浄工程を行う多槽式洗浄機が、生産性と品質向上に効果を発揮してくれるのか楽しみです。」と今後の本稼働に、大きな期待のお声を頂きました。
また、現行の洗浄機を使用している際に発生した突発的なトラブルにも、弊社グループ会社がメンテナンスを請け負ったことも高く評価していただき、改めて「今後とも宜しくお願い致します。」とのお声を頂くことが出来ました。
≪ 弊社担当者の声 ≫
ACSysが持つ大きなメリットに期待と信頼をいただき、様々な洗浄機メーカー様の中から、ご採用下さったことに大変感謝しております。
これからY社様の洗浄品質と生産性向上に貢献できるよう、サポートし続けてまいります。
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