【梱包資材の環境対策していますか?】プラから紙へ「梱包材」切替事例

鋼製家具製造業 A社様

見落としがちな「梱包資材」の環境対策で仕入コストを約50%削減!

   

≪ お悩み ≫

デスクやロッカー等の鋼製家具製造を手掛けているA社様は、SDGsへの取り組みとして環境に配慮した生産活動を積極的に行っています。その一環として社内で使用しているプラスチック原料を削減すべく、製品梱包に使用しているポリシートに替わる物がないかとご相談頂きました。

 現行品

≪ 梱包資材の見直しと環境対策

プラスチックは製造時や廃棄時に発生するCO2問題や、海に流れ出ることで発生する海洋汚染などから、環境破壊を招くと問題視され「脱プラスチック」の取り組みが社会全体で活発になっています。

また、インターネットの普及やコロナ禍での外出規制から、通信販売による消費が増加したことで梱包資材の使用量も増え、製造現場の梱包資材を見直すことがSDGsへの大きな貢献にも繋がる点から、見直しを検討される企業様は増加しています。

 

≪ コストと安全性を考慮した環境対応型梱包材の提案

A社様で製造する鋼製家具は、複雑形状で大きさもバラバラなため安全性を1番に考慮し、耐久性の高いポリシートで1つ1つ梱包をしています。ですので使用量は非常に多く、納品先のお客様に掛かる産廃コストから環境負荷が高く、更には仕入れコストが大きな負担となっていました。

そこで、コストと安全性を両立し、かつ環境対応が可能な「紙材」への切替をご提案致しました。

 

≪ 紙材のメリットとは?

ご提案した梱包用の紙材はポリシートよりも価格が安価となるため、仕入コストの削減が可能です。また原料は、建築資材から出る端材や間伐材と資源を有効活用していることから環境によく、紙ゴミとして処分出来る点から、大きな産廃コストの削減に繋がります。安全面では、独自のクレープ加工によりポリシートと遜色ない耐久性を実現し、複雑形状製品でもしっかりと製品を保護します。さらには静電気が発生しないため、静電気によるゴミ付着も防止します。

しかし、「紙材」という点から安全性をや耐久性を懸念していたこともあったため、製品を使用した輸送テストを行い効果を確かめていただいた上での切替となりました。

 

≪ 導入効果 

仕入コストは従来に比べると約50%の削減を実現でき、輸送時の「すれ」や製品への「ゴミ付着」も一切なく安全性の高さにもご満足いただき、コスト低減と安全性の両立を実現しました。

また、納品先のお客様への産廃コスト削減にもなるなど、サプライチェーンを含めた事業全体の環境対策を実現したことで、世界が目指す循環型社会の実現に貢献する企業としての企業イメージアップにも繋げることが出来ました。

 

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